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葬式の辞典


【葬式のマナー > 葬送の装いと弔辞】

喪章は本来、遺族や近親者が喪に服している印として着けるものです。従って正式の喪服の上に、さらに喪章を着ける必要はありません。平服だからといって一般の弔問客や会葬者はあえて着ける必要はありません。通夜や葬儀で受付係や会場係の人が黒の喪章を腕に巻いているのは遺族の立場にあるからです。

■弔辞

〜弔辞をのべるポイント〜

まず故人への呼びかけから始まり、冥福を祈って終わります。

●故人の死を悼み
●惜しむ言葉
●追幕の言葉
●生前の功績
●人柄
●影響を受けたこと
●教えられたこと
●故人に対する誓いの言葉
●冥福を祈る言葉
●永遠の別れ

〜弔辞の読み方〜

●故人に語りかけるように、声は低めに抑えめに、言葉ははっきりと、しみじみと、ゆっくりと、一本調子にならないように読みます。

〜弔辞の捧げ方〜

●名前を呼ばれたら弔辞を持って遺影の前に進みます。
●僧侶に一礼、次いで遺族に一礼します。
●遺影を見つめ、一礼します。
●上包を開いて弔辞を取り出し、上包紙は台の上に置くか左手に持ち、巻紙を開いて読みます。
●弔辞は胸の高さに持ち、まず「弔辞」と読み始めます。
●読み終わったら弔辞をもとに折りたたみ、上包紙に包んで、祭壇に捧げ、一礼します。
●僧侶・遺族に一礼して席に戻ります。

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